技術等のパッケージ化

各企業の要素技術だけで海外のニーズに応えられない場合、様々な企業の持つ技術や装置・製品を組み合わせたり、メンテナンスサービスを付け加えたりするなどの企業間の連携を進め、海外での販売促進を支援します。

ニーズに応える技術等の改良

各企業がアジア地域のニーズに対応するため、自社の技術や製品を改良する必要がある場合、大学をはじめとする研究機関や産学連携機関等への紹介を通じて、技術等の改良を支援します。

市場性の調査

各企業が自社の技術や製品をアジア地域へ移転するため、その適用性や経済性などを調査する必要がある場合、北九州市環境未来技術開発助成(ＦＳ研究)の活用やアンテナショップ(大連市)などを通じて支援します。

実証実験のサポート

各企業が自社の技術や製品について、アジア地域での性能や効果を確かめるため、実証実験が必要となる場合、ネットワークのある都市の行政機関を通じて、工場などの実証実験の場所を斡旋します。

補助金申請のバックアップ

各企業がジェトロやNEDOなどの国・公的機関に対して補助金を申請する場合、補助金申請のアドバイスを行います。

金融・情報面での支援

国際協力銀行（JBIC）との協力のもと、海外における環境関連のビジネス情報を企業に提供するとともに、地域金融機関と連携して、企業の海外展開を資金面で支援します。（JBICと地域金融機関との協調融資、貿易振興資金融資の活用など）

海外事務所によるビジネス支援

中国・大連市と上海市にある本市海外事務所を通じて、両市での環境ビジネス展開を考えている企業に対して、行政への橋渡しやパートナー企業探しなど、様々な面で支援します。

ビジネスミッションの派遣

アジア地域へビジネスミッションを定期的に派遣し、ニーズの把握やビジネスマッチングを行うほか、今後企業間の取引に発展する可能性の高い案件について、きめ細やかなフォローアップを行います。

ビジネス支援ツールの整備

企業間の連携を図るため、市内企業を中心とする低炭素化技術のデータベースを作成するとともに、アジア各国・地域の環境に関する現地情報や環境関連法体系など、アジア地域で事業展開を考えている企業に役立つ環境マップを作成します。