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海外展開企業紹介

株式会社ダイセキ

どんな会社ですか?

お話を伺った株式会社ダイセキの草野満宏さん

1958年の創業以来、当社は産業廃棄物処理のリーディングカンパニーとして日本の産業を支え続け、2026年3月に第69期を迎えました。業界に先駆けて東証プライム市場(旧東証一部)に上場した信頼を背景に、現在は全国7拠点で廃油・廃液・汚泥を中心としたリサイクル事業を展開しています。環境規制の草創期から公害対策に取り組んできた老舗でありながら、焼却や埋立に頼らず「いかにリサイクル製品を作り出すか」という研究開発に注力し、製造業の変遷に合わせて半導体や液晶パネルなど、新たな成長分野から発生する産業廃棄物に対応し、受入品目を拡大するなど、常に成長し続ける「100年企業」を目指しています。

また、グループ全体で土壌汚染対策、廃バッテリーからの鉛精錬、原油備蓄タンク洗浄といった幅広い専門領域までカバーし、日本の産業基盤を「縁の下」から支える強固な体制を築いています。脱炭素社会の実現に向けても、環境省が進めている『地球温暖化対策の推進に関する法律』(温対法)において廃棄物由来燃料の価値が継続的に認められる中、リサイクル推進と温暖化対策の双方で中心的な役割を担っています。私たちは、単なる産業廃棄物処理業者に留まらず、高度な技術力とグループシナジーによって持続可能な循環型社会形成を牽引するパートナーであり続けたいと、日々取り組んでいます。

株式会社ダイセキ 本社

株式会社ダイセキ 名古屋事業所

海外展開を目指す商品は何ですか?

私たちは、廃棄物を単なる処理の対象ではなく、社会へ還元すべき「資源」と捉え、環境保全と資源循環を両立させるビジネスを国内で展開しています。特に資源が乏しい日本で培った「廃棄物の燃料化・原料化」技術は、セメント工場との長年の連携により、世界的なニーズに応えうる水準に達していると考えています。この強みを活かし、まずは環境インフラの整備が急務な途上国において、現地進出する日系企業のコンプライアンスやリサイクル推進およびCO2排出削減を支える「日本品質の適正処理」の受け皿となることで、持続可能な環境ビジネスの足掛かりを築いていきたいと考えています。

ベトナムにおける現地調査の様子

インドネシアにおける現地調査の様子

これまでどのような国際協力・海外ビジネス展開を行ってきましたか?

私たちは、国内で培ったリサイクル技術を海外でのビジネスに繋げるべく、環境省の「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」に参加し、ベトナムやインドネシアでの実現可能性調査を実施してきました。現地調査では、アジアカーボンニュートラルセンターやIGESの支援を受けて、いろいろな学びを得ながら取り組んでいます。現地調査を通して、産業構造、廃棄物の種類や量、国による制度や規制、各企業に求められる環境など、日本国内と同じように事業を行っていくというのはなかなか難しいということを思い知らされていますが、同時に、適正処理とリサイクル率向上、CO2削減への切実なニーズも確認できています。

ダイセキ九州事業所を視察するベトナムの関係者

ダイセキ九州事業所を視察するインドネシアの関係者

今後の展望について教えてください

私たちは、環境事業を単なるボランティアではなく持続可能な「ビジネス」として確立させることで、雇用の創出や製造業の発展、そして国の成長そのものに貢献することを目指しています。健全な静脈産業の醸成こそが動脈産業を活性化させ、ひいては国全体の経済成長を支える基盤になると信じているからです。経済的成長を続けるアジア諸国において、環境リスクを取り除きながら経済成長を促進する仕組みを提供することで、環境対策のみならず格差や貧困といった社会課題の解決にも挑み、現地社会の成長に深く寄与することを通じて、名実ともに「アジアナンバーワン」のリサイクル企業へと飛躍してまいる所存です。

ダイセキ九州事業所にて
インドネシア環境省からの視察受け入れ

株式会社ダイセキ

企業HP:https://www.daiseki.co.jp/
本社所在地:〒455-8505 愛知県名古屋市港区船見町1番地86
九州事業所:〒808-0109 北九州市若松区南二島四丁目6番1号

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